稽留流産(けいりゅうりゅうざん)手術

えっ!?手術終了????

そのままケイタイで記録を残します。

 

家を8時20分に出て、8時31分のバスで病院に向かう。

昨日の夕方から絶食で水も飲んでないからカラカラ。幸いシトシト雨が降っていて暑くない、助かる。名古屋の夏は本当に暑くて最近は蒸し暑くて35度くらいに感じる日も多い。そんな中、今日は27度くらいだったみたいだ・・・

昨日買ったスカートとトップスでこの前帰省した時に買ってもらった、サンダル履いて、外から見たらリゾートに出かける夏休みの学生(学生にしては老けているが・・・)みたいだ。心の中は麻酔が効くか効かないかで恐怖の渦に飲み込まれそう。既に子供が死んでどうこうという悲しみは感じられなくなっておりました。薄情でしょうか・・・

8時55分、バスを降りてから妙に早足で病院に向かったので、5分前に到着。手術の同意書と生理用品一式を預ける。5月に初診で来た時とはまたちがうドキドキでした。念のためにもってきた小説を開いて精神統一。普段は食い入るように見つめて中に入れるんだけど、やっぱり麻酔のことが気になって【痛かったらどうしよう】と思って物語りに入り込めず字だけ追う。

その間に、「妊娠したかもしれない」という初診の人が来て、私が言われた時に先に見てもらっていた。もう一人後から来た人が椅子に座って問診表を書いている。以外に、産婦人科って多いんだなぁ。

10分くらいしてから呼ばれて、9時15分に診察室で先生と向かい合ってお話。

「どう?」

「・・・・」

何を答えていいのかわからず・・・「いいです。」とか言っちゃったけど、何がいいんだろうか・・・

体調を聞いているのかな?1週間変わったことないってことかな?質問がわからなかった。笑(いつも先生は言葉が少なすぎて間が長い)

先生は私を目の前に置いて、書類とか同意書とかカルテを糊で一生懸命貼り付けてる。手伝いたいくらい手際が宜しくない・・・手術も麻酔も不安になった。その間ずっと沈黙。看護婦さんもいつもは明るいけど本日は私に合わせてくれて静かに残念そうにしている。顔まで暗くしてくれている。

先生が再び、

「食事は?」

とポツリ。

「食べてません・・・昨日の7時から。」

私もわざと少なく答える。(本当は8時半まで食べてたけど、まぁちょっとはサバよんじゃえ。)

 

その後いきなり、案内され、

陣痛室で下着(おパンツの方)を取ってブラのホックをはずして、準備をしてから看護婦さんにパンツを渡しそのまま手術室への扉を入る。つながってるのねぇ・・・合理的。病院に来たままの服でいいのは嬉しかった。生贄みたいに、小さい階段を登って先生の目の前に股が来るくらいの台(小さいから落ちそうになる)に登って、自分で開脚して足台に乗せる。ナイロンテープで固定。内診台よりなおマズイ。SMプレイとかに出てきそうな台だなぁと思った。

右手も固定されて、固定して心拍測る装置。心拍 110/分(緊張!?)血圧は上が相変わらず高く130もある。

左手は放置。どこにおけばいいのやら。

まさかすぐ手術じゃないと思ったので、看護婦さんに再度確認で、

「麻酔が効かなかった人とかいますか?実はこういうことがあって・・・云々・・・」

「40まで数えたんですか?!!笑。大丈夫ですよ、先生も来ますし、助産士さんも来ますから^^」

と私の不安なんてふっとばしてくれるくらい言い切ってくれた。根拠はなかったけど、麻酔かからなかった人なんていないって感じだったから安心した。

そんな話をしてものの2分くらいで、先生はグローブをはめて私の股間の前で準備体制・・・・恐怖が襲ってくる・・・。上にはでかい手術用ライト。こんなんで照らさないでくれぇ・・・恥ずかしい。そして助産士さん登場。白衣じゃない、カラフルな服で登場。自由だった左手を固定して、採血するみたいに、ゴムでしばって

「(こぶしに)ギュって力入れて~」

って、普通に静脈探して刺した。採血くらいじゃ全然痛くない。

「痛くない?大丈夫?」

って言われたので、

「大丈夫です。」

といった。実際なにも感じないくらいだったから・・・

そしたら、

「このまま眠くなるけど、寝ちゃっていいからね~。」

って言われて、

 

1秒後・・・寝た。zzzzzzzzzzzzzzzz

 

 

記憶なし。万歳!麻酔は効きまくった。

 

雨の音と、(隣が警察なので)サイレンの音でちょっと目が覚めたけど、

「なんだ、日曜日だったか・・・もうちょっと寝よ・・・」

二度寝。

その後、この週末の土日を繰り返すような夢を見ていて、まだ手術する前の状態の自分を見た。行くのやだな~、麻酔きかなかったらどうしよう・・・

それで、また起きた。

「雨か・・・流産は夢だったらいいのに・・・・病院やだな・・・」

と思って目を開けたら、・・・・ありゃ?

うちの電気はこれか?

違う気がする。

エアコンあんな位置だったか?

違う気がする・・・

まぁいいや、快適だから・・・

3度寝始める。

 

ありゃ?

やっぱりここは家じゃないな?

そう思っておきようとしても体がまだ麻痺してて動けない。でも、ベッドサイドにレールがあって、病院っぽい。

もしかして・・・

 

手術は終わったんだ!!

とそこで気がついた。(遅っ)

パンツをまさぐったらちゃんと生理用の履いてる。若干生理痛の弱いのがあるくらいで終わってた。

ところで今日はいつでしょう・・・だいぶ寝たようだけど何時間経ったのか。部屋はブラインドで暗いので昼間なのかもわからず。

麻酔が効いたのが嬉しくて、先生や看護婦さんに感謝して泣いた。

なぜか、胎児が死んじゃったことに対してもちょっと泣いた。両親に対しても申し訳なくて泣いた。悲しいのかはわからなかったけど。個室で良かった・・・

ひと泣きしてから、スッキリして、ナースコール押した。

「すいません、いま起きました。」と。

10時間とか寝てないだろうなぁ・・・・^^;

すぐ看護婦さんがバッグを持ってきてくれた。手があまり動かなかったので、10分くらい待ってから、ケイタイを開くと10時10分だった。

9時25分ごろ始まって、10時には目覚めたことになる。えらい早かったんだなぁ・・・

看護婦さんが、

「2時間くらい寝て、それからトイレ行って、診察して帰れますからね^^」

と笑顔が戻ってた。私も思わず、

「暴れてませんでしたか?笑」と聞いたけど、「全然、ぐっすりだったよ~」って。自分でぐっすりだったのがわかってるだけにお互い笑いながら話をした。

すっぴんで、アホ面のまま寝てたんじゃないかと別の心配をしたくなった。そして、麻酔がかかったままもっと寝てれば良かったと思った。2時間も待つの面倒だな~。電気消えてるから本も読めないし、お腹痛いからうつ伏せは厳しいし。

そして携帯いじり。忘れないようにメモした。

勢いでうちの親に連絡した。ウォノの両親には日曜日にもう言ってある。

メールで連絡したけど、母ちゃんは心配して「今から行こうか?暇だし。」と電話をくれた。流産というと特別体がやばいと思う世代だ。10人に2~3人ある普通の流産だから大丈夫。それに、気がついたら手術終わってたし・・・と努めて明るく報告しておいた。最後の方は泣き出して会話が辛かったようで切られた。

それから2時間もたたずして、覚めてたらお手洗いどうぞ~って言ってもらった。11時半くらいかな・・。髪を整えて出ようとしたら、ブラのホックをしわすれていて、慌ててして出た。トイレに行って化粧をしようと思ったけど、してもしなくてもあまり変わり映えのない顔。化粧が下手なのか・・・凹む。少しだけアイシャドウとリップ塗って終わりにした。

その後外来の待合室に座って待っていたら、また初診の子が来た。高校生か・・・専門学校くらいか・・・ライトブルーのミニスカに長い靴下で、右と左が柄違い。(ハデハデ)先生はこういう子にも口数少ないのかな?嫌われないかな?と先生の心配までしたりした。若者言葉で罵られない事を祈る。笑

やはり、なんだかんだいっても、服装は人とナリを表すアイテムのようだ。スゥエット族然り。

 

私は麻酔が効いたことと、この前ショックを与えないように細心の注意を払ってくれていた先生を一気に好きになってしまった。人気が出ないで欲しい・・・その方が空いててらくだから。間(ま)も慣れたらすごく面白いし・・・口が堅そうだし。

 

5分くらい待ってから、内診してもらって異常がなかったので消毒してもらって終わり。薬の説明と術後の説明(お風呂は1週間後からシャワーは3日後・・・できたら1週間しないで髪だけ洗う)を受けた。

お会計、15,220円。安っ。3万円くらい持ってきてって言われていたから3万4000円持っていったけど、足りた。

帰りはまだ麻酔が抜けてなかったけど、病院を出てすぐ母ちゃんに電話して安心するまで話してから、バスで帰宅。12時40分 お昼休みのウォノちゃんが居ておかゆを作ってくれていました。

「午前中は気になって仕事にならなかった・・・」

と心配してくれていたようでした。麻酔が効いたことを喜んでくれた。

 

■手術について

時間 10分か15分くらい

麻酔 40分くらいで切れる静脈麻酔(1秒で寝て意識ないまま終わる)

術後出血 少し

腹痛 生理痛のすごく弱いもの

吐き気 乗り物酔いの軽いやつ

様子見 1時間30分

費用 15000円くらい

処置 ラミナリア無し

 

 

■母から

6ヶ月は子供を作らないほうがいい。

仕事復帰行ったほうがいいんじゃないの?

11月のウォノ弟結婚式は一緒にいきましょう。

ウォノちゃんの落ち込みは大丈夫?

 

■夫から

奥さんが無事で良かった・・・・

次は妊娠しても産まれるまで誰にも言わない。

 

■私の気持ち

先生と看護婦さんにひたすら感謝。痛みも恐怖も最小限にしてくれてありがとうと言いたい。

心配してくれた人たちにも・・・痛みのない手術はすばらしかった!と叫びたい。

意外と早く両親ズが立ち直ってくれて嬉しい・・・。悲しませて悪かったと思う。

お昼用にとおかゆを作ってくれていた夫に癒されました。

 

家に帰ってきてから、生命保険会社(オリックス生命)に電話したけど、

3月9日に契約しているから、今回(7月)の手術は早すぎて給付対象にならないかもしれない・・みたいなことを言われた。すごくムッとした・・・。4ヶ月たってるじゃんよ・・・。毎月お金払ってるのに・・・。保険会社は選ばなくちゃ。一応申請書は貰ったけど期待しないほうがいいかな。すごい出し渋ってて嫌だなぁ・・・・

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